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歯科衛生士をもうやめたい!そう思ったときに読んでほしい話

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歯科衛生士として働いていると【もう辞めたい】と思うことありませんか?

  • 仕事が忙しすぎる
  • 患者さんとのコミュニケーションがうまくできない
  • 給料が低い
  • 毎日同じことの繰り返しでやりがい感じられない
  • 技術的についていけない
  • 人間関係がつらい

など辞めたくなる理由はさまざまありますが、辞めたい→辞める!と簡単に即決できるものではありません。

辞めた後の金銭的な問題や次の就職先のことなど考えるとなかなか踏み出す勇気がでないのが現実です。

Natu

わたしもいままで何度も【もう辞めたい】と思ったこともありますし悩んだ結果実際に【もう辞めた】こともあります。

今この記事を読まれている方のなかにも辞めたいと悩んでいる方がいるかもしれません。

歯科衛生士をやめるのかそのまま続けるのかは、自分の気持ちやおかれている状況によって異なりますし、一概にこれが正解というものはありません。

この記事では、実際わたしが辞めたいと思ったときにやったこと、考えたことをまとめてみました。

少しでも今悩まれている方の参考になれば幸いです。

もくじ

自分の気持ちを整理する

ノートに気持ちを書きだす

自分の気持ち、辞めたい理由がはっきりしないと問題がさらに大きく感じがちになります。

感情的になって辞めたい気持ちが大きくなっている場合もあるので、まずは自分の気持ち、辞めたい理由を冷静に考えてみます。

紙に書きだして考えをまとめる

おすすめは紙に書き出してみること!

頭の中で考えているだけだと感情がまとまらない場合でも、紙にかきだすことで客観的にみることができ状況の整理がしやすくなりますよ!

  • なぜ辞めたいのか?

(例)

  • 給料が低くて生活が苦しいから
  • 患者さんとのコミュニケーションがうまくいかないから
  • 歯科医師、スタッフとの関係が悪化しているから
  • 職場の環境が嫌だから
  • 歯科衛生士の仕事内容じたいが向いていないと感じているから

など仕事に対するモチベーションやストレスの原因を明確にしましょう。

そのうえで明確になった辞めたい理由に対して自分ができる対策も考えてみます。

【辞めたい理由】に対して

  • 今できる解決策はないのか?
  • 退職することでしか解決できない問題なのか?
  • 自分はどうしていきたいのか?

もあわせて考えてみましょう。

メリット・デメリットを比べる

もともと今の職場を選んだのもなにかいいところ、魅力があるところがあったから数ある職場のなかからそこを選んだはず。

その職場にいることでのメリットと、さきほどはっきりしたイヤな理由も含めたデメリットを上げ客観的に比較してみましょう。

職場のメリット・デメリット(例)

メリットデメリット
休みが多くてプライベートの時間が多く取れる
福利厚生がしっかりしている
スキルアップできる環境など
給料が安い
人間関係悪い
歯科衛生士の仕事じたいがむいていないなど

辞めることのメリット・デメリット(例)

メリットデメリット
嫌な環境から抜け出せる
イヤな気持ちにならなくて済む
苦手な人とかかわらずに済むなど
資格をとるための時間と努力、学費がムダになる
収入がなくなる
新しい職場で1からの出直しになるなど
Natu

完璧な職場はなかなかありませんし、多少の我慢は必要ですが明らかにデメリットのほうが多いならその職場を離れることも考えてみてもいいかもしれませんね。

考えがまとまりもう少し頑張れそうかなと思ったら

人によって辞めたい理由がちがうので、当てはまるケースばかりではないとおもいますが自分の考えがまとまり、もう少しこのままつづけてみようかなと思ったときにやってみたことは次のことです。

続けるために休みをとってみる

仕事だったり家庭との両立が忙しすぎてしんどい…

忙しすぎるのは体が疲れるだけではなくストレスの原因になります。

ストレスが溜まることで、仕事へのモチベーションが低下したり、イライラしたり、体調を崩したりすることがあります。

休みの間に趣味や旅行など自分の好きなことを楽しんだり、家族や友人と過ごすことで気分転換になり、気分が晴れたり、仕事から少し離れることで情熱が再燃したりすることがあります。

職場によっては人数がぎりぎりで休みがとりづらいなどの事情はあるとは思いますが、辞めることを考えてしまうほど追い込まれているのなら休みをもらってリフレッシュするのも一つの対策です。

無理を続けて仕事をした結果、体をこわして長期間休んだり、はたらけなくなってしまっては、元も子もなくなってしまいます。

体調を崩すまで無理をしたところで、誰かが責任をとってくれるわけでもないので、自分の体と心を守るためにも無理はしすぎないようにしましょう。

続けるための目標を設定する


日々同じような作業を繰り返していると、退屈や飽きの原因にもなります。

仕事に変化や刺激が欲しいと思うなら、目標を設定してみましょう。

  • 新しい技術や知識を身につける
  • 患者さんの満足度を高めることなど

目標を設定することで、仕事に対する意欲や達成感が高まったり、自分の成長を感じられたりすることがあります。

目標は自分に合ったものであれば小さなものでも何でも構いません。

  • 人間関係の改善のために、自分からあいさつだけはしっかりしてみる
  • 雇用条件の改善のためにうごいてみる
  • 不満におもっていることを相談してみるなど

技術面や知識面だけでなく、辞めたい理由を解決するための目標を設定し動いていけば、最終的に辞めるという決断をした場合でも、(自分はここまで努力した)という経験があることで気持ちが切り換えやすくなります。

辞めようと決めたら

自分の気持ちと向き合った結果、辞めるという決断をすることも一つの選択肢です。

辞めて転職することで、自分に合った職場や条件を見つけたり、新しいチャレンジや可能性に出会えたりすることもあります。

ただし、辞める場合にも、事前に考えておくこと、準備をすることがあります。

辞めた後の生活を考える

辞めた後の生活について考えてみましょう。
やめることで何が変わるのか、何がしたいのか、どんな人生を送りたいのかを具体的にイメージします。

辞めた後何がしたいのか
  • 歯科衛生士として再就職する
  • 違う職種に転職する
  • 独立・起業するなど
そのためにするべきことは?
  • 資格をとる
  • なりたい職種についての情報収集をする
  • 求人検索など
転職・再就職するのであれば譲れない条件を明確にしておく
  • どんなはたらき方をしたいのか
  • 給料、勤務時間など譲れない条件は?
経済状況の管理
  • 生活していくための毎月の支出、今の貯金額などを把握しておく

辞める時期を考える

医院によっては就業規則で、ルールが決められている場合があるので確認してみましょう。

担当制の歯科医院であったり、引継ぎのこと、新しいスタッフを募集することを考えると、退職日の1~3か月前に伝えるのが良いと思います。

ただ精神的にもう限界であったり、急を有する場合には民法で2週間前に雇用主につたえれば、合法的に仕事を辞めることができることが定められているので2週間での退職も可能です。

 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

民法627条

できれば円満に退職するのが理想ですので、自分の責任や義務を果たしながら、スムーズに退職できるように計画しましょう。

転職先が決まってから辞めるか、辞めてから探すか

転職先が決まってから今の職場を辞めるのか、辞めてから次を探すのかもかんがえましょう。

転職先が決まってから辞める場合

次の転職先が決まってから辞める場合、収入面での不安がないこと、ブランクなくつぎの職場に移れるというメリットがあります。

しかしその反面デメリットとしては【次の職場を探し、面接をうけ、内定をもらう】ことを在職中の仕事と並行してやらないといけないため、日程の調整や時間の調整が必要になる、退職時期をはっきり決めないと次の職場の迷惑をかけてしまうことなどがあげられます。

辞めてから探す場合

辞めてから次の職場を探すメリットとしては、転職活動や、新しいことにチャレンジするための資格を取ったり、勉強する時間をしっかりとることができます。

また、いったん仕事からはなれることでリフレッシュすることもできます。

一方デメリットとしては、失業保険などはあるものの収入面での不安や、なかなか次の職場が決まらない焦り、先が見えない不安などがあげられます。

ちなみに私の場合…

辞めてから次を決めることが多くて、辞めた直後は自由になる時間があることと解放感でうれしい!!という気持ちでいっぱいでした。

でも、時間がたつうちに働けるのにいつまでも仕事をせず自分だけ家にいることが心苦しくなり働きだすパターンが多かったです。 

辞めたい!から辞める!!時のためにいま私がしていること

一歩一歩階段をあがる

私は今も歯科医院で勤務しています。

何十年も前の話になりますが、私の通っていた高校は同級生のほとんどの子が卒業後の進路は四大か短大にすすむ学校でした。

進路をきめるとき、わたしは歯科衛生士の専門学校に進学しましたが、当時専門学校をえらんだのは片手で数えるくらいの人数しかいませんでした。

時がたち、それぞれの進路に進んでいった友人たちもわたしも結婚し母になりました。

子どもが入園したタイミングでそろそろ働かなきゃねという話をしていたとき友人たちは

「大学や短大を卒業後に就職したところは結婚や出産でつづけることができなかった。」
「資格ももってないし今からパートで何しよう?って思う。」
「専門行くのかーと思ってたけど結局なつの選択が1番正しかったね。」
「資格があるのうらやましい。」

といっていました。

実際、パート先もすぐに見つかり働きだすこともできましたし、今も歯科衛生士として歯科医院で勤務しています。

わたしは歯科衛生士の仕事は好きだし楽しいと思います。

が、正直いって今の歯科医院でこれからもずっと働いていきたいかといえば答えは【ノー】

歯科衛生士としてのスキルは以前より上げてもらったし、たくさんのことを学ばせてもらいましたが、人間的に疑問に思うこと、合わないなとおもうことが多々あって…。

明日辞めさせてくださいって先生に言おう!と思う日もあれば、何も思うことなく出勤して帰宅する日もあったりで…。

いますぐにでも辞めたい!という状態ではありませんが、その日のために今わたしがしていることも最後にご紹介します。

求人情報をこまめにチェック

いざ辞めたときになにも情報がない!とならないよう在職中の今もちょこちょこ求人をみるようにしています。
見ていると(あれっここはいつも求人でてるな)とか今の給料の相場だったりがわかったりしますよ。

わたしが歯科衛生士の求人をチェックしているのは
・ハローワーク
・歯科医師会の求人コーナー
・地域のフリーペーパーやタウンワークなどの求人欄
・【ファーストナビ歯科衛生士】など歯科衛生士に特化した求人サイト
・知り合いにきいてみる
・気になった歯科医院のホームページを見てみる
などもしています。

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ファーストナビ歯科衛生士 は日本最大級の歯科衛生士の求人サイトです。

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わたしは都会住みではなく、どちらかといえば田舎在住ですがわたしの住んでいる地方の歯科医院の求人も

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歯科衛生士をやめたいと思ったときに読んでほしい話をお伝えしました。

歯科衛生士をやめることもそのまま続けていくのも、一概にこれが正解というものはありません。

ただ【辞めたい】と思うときそれは自分の心が伝えてくれるサインかもしれません。

そのサインを無視せず、自分の本当の気持ちや目標に向き合い、自分にとって最善の選択をすることが自分の人生をより良くするための一歩になるかもしれません。

このブログが、そんなあなたの参考になれば幸いです。

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