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WordPressカテゴリーとタグの使い分け正しくできてますか?
WordPressの「カテゴリー」と「タグ」あなたはちゃんと使い分けできていますか?
わたしはこれまでなんとなくで使ってきたせいで、ごちゃごちゃになってしまいました。
使い勝手が悪いのと何が正しいのかが気になったので調べてみました。
するとやはり間違った使い方をしていることが判明。
だいぶ間違っていた…
- カテゴリーとタグ何が違うの?
- どう使い分ける?
- つくるときの注意点は?
自分が疑問に思ったことを中心に記事にしてみました。
WordPressのカテゴリーとは
カテゴリーは同じジャンルやテーマの記事を大まかに分類するフォルダーのような役割があります。
カテゴリーを使うことで、例えば本屋さんの本が漫画コーナー、小説コーナー、ファッション誌コーナーにわかれているように、ブログの記事を似たようなテーマやトピックごとにまとめて整理することができます。
また、カテゴリーは親カテゴリーの下に子カテゴリーをつくる階層構造にすることができます。
例えば料理ジャンルのブログなら
- 親カテゴリー: レシピ
- 子カテゴリー: 中華料理、日本料理、イタリアン、韓国料理など
カテゴリーを上手に設定することで、ブログを訪れた読者が記事の中から関連する記事をかんたんに見つけられるようになりユーザビリティが向上します。
また、内部リンクが増えることでSEO効果が期待できます。
カテゴリー決めの注意点3選
- ジャンル名などをいれ固有の名前にする
- 階層を深くしすぎない
- 関連性の高いものでまとめある程度均等になるようにする
ジャンル名などをいれ固有の名前にする
カテゴリー名には記事内容をまとめたジャンル名やテーマ名などをいれ端的な言葉で設定します。
また親カテゴリーと子カテゴリーやタグの名前が同じものにならないよう固有のものにします。
階層を深くしすぎない
カテゴリーは階層をつくることができますが、作っても2~3個までにしましょう。
階層があまり深いものにすると、ユーザーは記事をさがしにくくなってしまい検索エンジンはクロールしにくくなってしまいます。
階層はこのようにパンくずリストにも表示されます。
関連性の高いものをある程度均等になるようにまとめる
カテゴリーのなかに全然関係のないテーマの記事がはいっていたり、特定のカテゴリーの中の記事が大半で他のカテゴリーは1記事しかない…となるとカテゴリーの意味がなくなってしまいます。
だからといって1つの記事を複数カテゴリーに含ませたりはせず、基本的には1記事1カテゴリーになるようにしましょう。
WordPressのタグとは
タグは記事の内容を一言で表す【ふせん】みたいなものです。
タグを使うことで、読者はカテゴリーに関係なくそのキーワード関連の記事を見つけることができます。
先ほどの料理ブログの例だと
- レシピブログ
- 親カテゴリー: 中華料理、日本料理、イタリアン、韓国料理
- 子カテゴリー:ラーメン、うどん、唐揚げなど
- タグ:鶏肉(材料でわける)、あげもの(調理方法でわける)など
鶏肉を使ったレシピをさがしたい人は【鶏肉タグ】をクリックすることでカテゴリー関係なく【鶏肉タグ】をつけてあるレシピをみつけることができます。
- タグはどこに表示される?
-
タグはカテゴリーのようにパンくずリストには表示されません。
一般的には、記事の上部や下部、テーマによってはサイドバーやフッターなどにタグをまとめたもの(タグクラウド)を表示させることができます。
このブログでは、記事ページのサイドバーにタグクラウドを表示させています。
タグをつける注意点
タグはカテゴリーのように階層構造はもたせることができませんが、記事の内容にあわせたキーワードや切り口で複数のタグをつけることが可能です。
制限なくタグをつけることはできますが注意点もあります。
- タグの名前はキーワードをつかう
- タグをつくりすぎない
- タグをつけすぎない
- カテゴリー名と同じ名前にならないようにする
- 設定は必須ではない
タグの名前はキーワードをつかう
記事の内容の重要な単語を抜き出してタグに付けることで、ユーザーは検索意図にあった記事をさがすことができるようになります。
タグをつくりすぎない
記事が増えてくるとタグの数もふえてきます。
タグの数があまりに多いとタグクラウドで表示したときユーザーが探しずらくなってしまうので注意が必要です。
- 同じような内容のタグ(人気と大人気など)
- 表記が違うだけのタグ(ワードプレスとWordPressなど)
- 1記事にしかついていないタグ
などがないか定期的に見直したり、すでに同じ内容のタグをつくっていないかを確認したりしてから新しいタグをつけましょう。
大量のタグをつけすぎない
記事に多くのタグを使いすぎると、ユーザーがどのタグが重要なのかわからなくなってしまいます。
たくさんつければいいというものでもないのでポイントをおさえた3個くらいまでにしておきましょう。
カテゴリー名と同じ名前にならないようにする
カテゴリー名とタグの名前はちがうものをつけましょう。
カテゴリーとタグで同じ名前をつけた場合、同じ名前のページがWebページサイト内に存在することになり検索エンジンの評価が分散される可能性があります。
それぞれ別のページとして評価されるよう違う名前を付けることが大切です。
設定は必須ではない
いくつもつけることができるタグですが、必ずしもつけないといけないものではありません。
つけた方がユーザーの使い勝手があがると判断したものにタグをつけましょう。
タグをつかうことで、特定の記事にのみステマ規制対策のPR表記を表示させる…なんてこともできます。
具体的な方法はこちらの記事で
どう使い分ける?
カテゴリーとタグの違いは
- カテゴリー
-
複数の記事の共通するジャンルやテーマをまとめたもの
- タグ
-
記事ごとの強調したい内容
カテゴリーはジャンルごとに大まかに分けた【フォルダー】タグは各記事の強調したいキーワードをはった【ふせん】としてイメージすると使い分けがしやすくなります。
表にまとめると以下のような感じです。
カテゴリー | タグ | |
---|---|---|
例えるなら | フォルダー | ふせん |
つけ方 | ジャンルごとに大きくわける | 記事のキーワードで細かくわける |
つける必要 | 必須 | 無くても良い |
階層構造 | あり | なし |
1記事あたりの設定数 | 基本的には1つ | 複数可(3つくらいまで) |
まとめ
ごちゃつきが気になったところからこのカテゴリーとタグについて記事を書くことにしたのですが、改めて自分のブログのカテゴリーやタグを見直したところ、驚くほどぐちゃぐちゃ!!
中には1つも記事が割り当てられていないタグや、カテゴリーと同じ名前のタグもあったりして整理するのにかなり時間がかかりました。
これからは定期的に見直し、記事をかくときもしっかり設定するべきだ!と身をもって実感したのでした。