離職率が高いとか人間関係が難しいとかいろいろいわれている歯科衛生士の仕事ですがもちろんいいことだってありますよ!
今回は現在も歯科衛生士としてはたらいている私がおもう歯科衛生士の仕事おすすめポイントお伝えしたいとおもいます!
やりがいがある
歯科衛生士をしていてわたしが一番おもうこと。
そしてよくいわれるのもやりがいがあるということではないでしょうか
口の中が改善してきたとき、感謝されたときやりがいを感じる
こんな時にやりがい感じてます
- 最初に来院されたとき、歯石がいっぱいついていて歯ぐきも真っ赤だった患者さんのお口のナカが
何回かお掃除していくうちに歯肉からの出血もへりいい状態になってきたとき - 歯磨きの習慣がついてないかた(たまにみえるんですよ…)が徐々にでもみがいてくれるようになり
歯垢の量がへってきたとき - おすすめした磨き方やアイテムを使いやすい!と継続して愛用してもらえたとき
- ツルツルになって気持ちいい!。ありがとう。またよろしくね。
など喜んでもらえたり感謝の言葉をいただけたとき
衛生士あるあるかもですが
びっしりついた歯石をおそうじしていてゴロっととれたとき
内心気持ちいい~と喜んでます(笑)
求人が多い
コンビニよりあるといわれている歯科医院。
何かの事情で引っ越さないといけなくなったとしても日本全国に歯科医院はあるので引っ越し先でも資格を生かして働けます。
また歯科医院の求人数よりははすくないものの総合病院や保健所など様々な場所ではたらくこともできます。
ブランクokの求人があって復帰しやすい
歯科衛生士は人手不足といわれています。
令和3年6月発表の 歯科衛生士教育に関する現状調査の結果報告-全国歯科衛生士教育協議会によると、新卒の歯科衛生士の有効求人倍率は19.4倍だそう。一人の衛生士にたいして19件の求人がある状態です。
19件あれば通勤やお給料など自分の希望条件にちかいものを選ぶことができますね。
これは新卒に限った話ではなく例えば新卒でつとめた歯科医院があわなくてすぐに退職してしまった人や、結婚・出産・子育てでいったん歯科衛生士から離れていた人がもう1度歯科衛生士として働こうと思ったとき
- 常勤ではたらきたい
- 子供が幼稚園に行っている間だけ働きたい
- 毎日は無理だけど週に何日かだけ働きたい
- 午前中だけ(午後だけ)働きたい
- 扶養の範囲内で働きたい
- ブランクが長すぎてついていけるかな
などそれぞれ希望条件や不安があると思いますが歯科医院の求人のなかには
【パート可】【未経験可】【ブランクOK】【短時間OK】などの求人もあるので自分の希望条件に近いものの中から選んで応募することができます。
相手がわにも希望はあるので自分の希望を主張するばかりではよくないと思いますが、長く勤務していくためにも
自分の希望条件のなかで妥協できる点、できない点は明確にしておいたほうがいいと思います。
給料 時給
常勤の場合は特に勤続年数や地域、その人の能力や役職の有無によっても違いますし歯科医院によって拘束時間お給料の上りぐあい、歯科衛生士の仕事内容もちがいますよね。
その人の仕事内容にたいしての給料に対する満足感になるのでいちがいに高いとも安いともいえないところがあります。
ただ、私が以前(そろそろパートで働こうかな)と思ったときに歯科衛生士以外の求人もみたのですが、やはり資格がいらない仕事に比べれば歯科衛生士のパートの時給はスタートの時点でいいなと思いました。
同じ時間はたらくなら少しでも時給が良いほうがいいですもんね。
調査結果によると
全国平均の年収356万1,000円
月給(残業手当含む)は25万5,900円
年間賞与は49万300円です。
※10名以上の歯科医院で勤務している歯科衛生士(女性)
※調査対象の歯科衛生士の平均年齢は35.5歳、勤続年数は6.5年、月間の残業時間は6時間
2020年賃金構造基本統計調査-厚生労働省より
非常勤として働く歯科衛生士の時給調査で多かった回答順
- 「1,100円以上1,300円未満」27.7%
- 「1,300円以上1,500円未満」26.4%
- 「1,500円以上1,700円未満」18.8%
- 「900 円以上 1,100円未満」 14.7%
2020年歯科衛生士の勤務実態調査報告書より
平日に休みがある
これも医院によってちがいはありますが、日曜+木曜が休診日(水曜だったりもあります)のように週の中頃に1日休みをはさむ歯科医院が多いです。
週の真ん中で1日休むことでリフレッシュできますし、平日で家族は仕事や学校に行っているので自分だけの時間をとることもできます。
歯科関係は木曜休みがおおいので木曜は衛生士の友人とゆっくりランチやお買い物とかもできます。
歯のこと、はみがきにくわしくなれる
そもそも歯に関する仕事ですからね。
患者さまにはみがきの話をする関係ではみがきのアイテムや歯磨き粉のことも詳しくなります。
プライベートでは自分の子の歯が虫歯にならないようにする知識があったことは歯科衛生士になってよかったことだと思います。
いまのところむし歯ゼロです!
あとは衛生士あるあるですが人の顔をみるときに1番最初に口に目がいってしまいます。
テレビで芸能人をみてても(あっ前歯が違う!)って目が行っちゃうんですよね。
一生モノの資格
歯科衛生士は若い人中心と思われがちですが50代、60代でも歯科医院で活躍してみえる衛生士さんはいらっしゃいます。
わたしも50代60代の衛生士さんと一緒にはたらいたことがあります。みなさんいきいき働いてみえてステキでした。
仕事がら細かい作業をしたり動き回る仕事になるので健康である必要はありますが、事情にあわせてパートや短時間で勤務できる歯科医院もあるので長く続けることができる仕事だと思います。
また歯科衛生士免許は年齢によって返納する必要もないので歯科衛生士は一生モノの資格といわれています。
令和2年末現在の就業歯科衛生士数は 142,760 人。
そのうち
- 40~44歳13.2%(18840人)
- 45~49歳13.5%(19232人)
- 50~54歳10.5%(15051人)
- 55~59歳7.4%(10608人)
- 60~64歳3.7%(5251人)
- 65歳以上2.0%(2836人)
患者さんとのコミニュケーション
歯科医院には子供からお年寄りまで様々な年齢層のかたがいらっしゃいます。
職業も学生さんや会社員、自営業の方などさまざまです。
プライベートではどうしても自分と同年代であったり共通点のある人とのつながりが中心になりますが、歯科衛生士をしていると幅広いタイプの方とのコミニュケーションをとっていくことになります。
最初のころは話しかけてもそっけないかんじだった患者さんが何回か通われて顔見知りになるうちに、自分から話をしてくれるようになったり、患者さんの趣味や仕事の裏話が聞けたり…そんなうれしい経験をすることもありますよ。
衛生士になりたての頃には何を話していいかわからなかったんですがなれていくものですね。
診療時間の短い時間でうまくコミニュケーションがとれるとうれしくなります。
どの職業についてもいいところ、大変なところはもちろんありますよね。
わたしもずっとつづけてきている歯科衛生士という仕事。
やりがいを感じ始めたらけっこう楽しい仕事だとおもいますよ。
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